BOFXV 注目チーム紹介 (1) [Soul Unison]

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チーム概要

チーム名:Soul Unison
代表:わっふゑ
BMS制作メンバー:Dachs、ETIA.、nmk
サポート:
BGABGI】わっふゑ
【Vocal】Jenga
http://manbow.nothing.sh/event/page/bofxv19/teamlist19/kprof.cgi?idx=53

あるとき、BOFXVのチーム登録一覧に「磁石戦士」という名の、遊戯王のモンスターカードカテゴリ「磁石の戦士」を模したと思われる偽名チームが登録されました。BMS制作メンバーの名義は「磁石の戦士α・γ・β」、そして代表者は「マグネット・バルキリオン」という、どこかユーモアあふれるチームでした。

しかし、8/18を期に彼らは突然正体を暴き出しました。なんと「磁石の戦士α・γ・β」の正体は、これまでに多くの名作BMSを世に排出してきたDachsさん・ETIA.さん・nmkさんの三人、そして「マグネット・バルキリオン」の正体は同じく多くの名作BMSBGAを世に排出してきたわっふゑさん。蓋を開ければ間違いなく今大会の優勝候補の一つに数えられるチームだったのです!

なんで遊戯王の磁石の戦士だったんだという話ですが、それはまぁ、わっふゑさんのTwitterアカウントのヘッダーを見れば何か察するものがあるんじゃないかな。


BMS制作メンバー①:Dachs

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BMSにおける「トランス」というジャンルは初期から現在まで途絶えることなくリリースされ続け、それに伴い多くの名トランスBMS作家が生まれています。そんな中、現在のトランスBMSシーンにおいて最強の座に君臨するのがDachsさんです。
氏が掲げるジャンルは「Aesthetic Trance」、力強いトランス要素にピアノやオーケストラ音源からなる綺麗な旋律により、感動的な世界観を演出しています。

その真価が発揮され始めたのがBOFU2016に登録した「overtrue」、Larimarという偽名で参加するもあまりにもクオリティが高かったことから、「正体はvoid・TrioStaR」と過去の名トランスBMS作家の名前が予想候補にあがるほどの評価を得ました。そのときの個人スコア部門は54/605位という、偽名のみでは上から2番目という好成績を獲得しました。
(ちなみに1番目はfestaさん。いや~正体は誰だったんですかね~(棒読み))
その後、同作品の長尺版がGroundbreaking 2016に収録、視聴者たちを感動の渦に巻き込みました。

その後、BOFU2017にて「Kalte」で参加、こちらは本名義ということもあり個人スコア部門32/483位と成績が上昇。こちらのBMSもGroundbreakig 2017で長尺化、さらにその年のトリを務め、再び視聴者たちを感動の渦に巻き込みました。

BMS以外にも、レーベル「RJT Music」の代表として、コンピレーションアルバム「Campaign for Real J-Trance」シリーズをリリースする、大手同人音楽サークル「Diverse System」に複数楽曲を提供するなど、同人音楽シーンで数々の活躍を見せています。

BOFXVではこのチーム以外にも「Side winder」にも所属しております。氏が同イベントにて複数BMSを作るのは、BOF2013以来です。
両方とも完成させることができるのかが注目ポイントです。


BMS制作メンバー②:ETIA.

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ETIA.さんはBMSにおけるハードコアシーンを第一線で築き上げてきたBMS作家です。
氏が掲げる「ハード かつ キャッチー。(2nd Album「Hard & Catchy」より)」という文言の通り、ハードコア・ハードダンスといった「ハード」な要素を担うジャンルに、キャッチーなメロディ・ボーカルを交えた作風を得意としています。「歌物系ハードコアと言ったら誰か」と問われたら、多くの人が氏の名前を挙げるのではないでしょうか。

そんな歌物系ハードコアの代表作が「Say A Vengeance」、
BOF2012個人スコア部門6/393位という高順位を叩き出し、後にGroundbreaking 2012に長尺版が収録、さらに2016年に同楽曲が音楽ゲーム「チュウニズム」に収録と、曲公開から現在まで、BMS内外問わず多くの人に知れ渡った楽曲となっています。

そんな活躍を見せる中、2016年前期に音楽活動休止を宣言しますが、同年に開催されたBOFU2016にて4年ぶりにBMS界に復帰、そこでリリースした「IKAROS」が個人スコア部門11/605位と、その実力は4年経っても衰え知らずであることを証明しました。
以降のBOF系列のイベントでも毎年BMSを登録しては高順位を獲得し続けています。サポートメンバーにJengaさんがいることから、おそらく今年も歌物系ハードコア(またはその他のクラブミュージック)をリリースすることでしょう。







また、ETIA.さんは過去に、
・「ミャッミャー・・・ムォムォッツァレラポポwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」というチーム名を登録しBOF2011登録会場をぶっこわす
スーパーサイキッカー 藤井 -FUJY-と称して、ミカンを浮かせるように見せているマギー審司よろしく耳を巨大化させるなどの能力を見せつける
などの伝説を生み出したことで有名だったとか。もう8年前の出来事だからゆるしてやれよ
togetter.com
BM9820ATで削除氏がこの曲を流してておもしろかった(小並感)


BMS制作メンバー③:nmk

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nmkさんはユーロビート東風谷早苗一筋のBMS作家です。
活動初期の頃はユーロビートから作り始めるも、「Colorful Sky」「焔-HOMURA-」などのトランスやアートコアなどのクラブミュージック、「金糸雀コンプレックス」「Answer」などのポップやロックなどの様々なジャンルを製作してきましたが、BMSイベント「GENRE-SHUFFLE 2」にてユーロビートを引いて以降、主軸ジャンルをユーロビートに定着、今なおユーロビートBMSを作り続けています。
その「GENRE-SHUFFLE 2」に登録したのが「図書室のエルザ」、後に音楽ゲーム「VOEZ」に収録されるなど、氏の活動の転機でもあり代表曲の一つとなっております。(なお、GENRE-SHUFFLE(初回)でもユーロビートを引いていたという、ある意味強運なくじ運があるんだとか)
www.youtube.com

氏のつくるユーロビートは独自に進化をし続けており、昨年のG2R2018に登録された「Electric Emotion」は、グロウルベースやアーメンブレイクなど、現代の音ゲーでよく見かける要素を果敢に取り入れ、他のユーロビートとは一線を画する構成となっていました。
youtu.be

もちろん過去に作ってきたジャンルでも実力を発揮しており、匿名BMSイベント「Battle in the Mist 2ndMIX」において「Celestial Axes」が準優勝という記録を残しています。
youtu.be
アマゾンですごい価格で売られてそう

また、東風谷早苗を嫁にしている通り東方アレンジのBMSを果敢に制作することでも定評があり、中でも「紅月夜想 ~Scarlet Nocturne~」はGENOCIDE段位認定2012 通常二段一番手を務めていることから、氏の東方アレンジBMSで最も名を馳せているでしょう。
youtu.be

今回もおそらくユーロビートを引提げてくることでしょう。果たして今作のユーロビートはどこまで進化するのか!?

サポートメンバー

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先ほど名前を挙げました、「Say A Vengeance」「IKAROS」「Love Blood」などの、主にETIA.さんのBMSのボーカルを務めてきたJengaさん。そしてチームの代表でもありBGA担当を担うであろうわっふゑさんがいます。
今のところBGA要員はわっふゑさんしかいませんが、氏はBOFU2017にて一度に5作もBGAを作る(しかも全ての作品がイベント全作品のうち前半の方に登録された)という、多作且つ素早い仕事を成し遂げた実績を持つので、仮にこのチームのBGA要員が一人だけになるとしても安心できるところがあります。もしかしたら他のチームにも参加する可能性もなきにしもあらず




P.S
前回のときと同じく、たびたび載せているBOF系列のイベントの個人スコア部門の順位はチームリーダー補正なしの順位を採用しております。よろしくお願いします。