G2R2018 注目チーム紹介 (7) [除草剤]

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チーム概要

チーム名:除草剤
代表:LeaF
BMS制作メンバー:LeaF、削除、xi
サポート:
BGABGI】Optie、Fiz、鑓田(alpha complex)
http://manbow.nothing.sh/event/page/g2r2018/teamlist18/kprof.cgi?idx=143

クッソダサいチラシの商品広告のようなバナーに「草」と一文字書かれたエンブレムからしてネタチームなのかと思いきや、蓋を開けてみればBMS制作メンバーがこれまでのBOF系列のイベントの個人スコア部門で優勝経験があるという、今大会一の優勝候補と言っても過言ではないドリームチームです。
この三人にかかれば、草が生えまくったインターネット上を一掃するほどの素晴らしいBMSを出してくることでしょう(?)


なおチームエンブレムの画像はフリー素材とのことなので、公俗良序の範囲内で自由に使っていきましょう。

BMS制作メンバー①:LeaF

長いBMS界隈の歴史の中で『鬼才』と呼ばれる人が数名現れてきましたが、現在のBMS界隈における『鬼才』はLeaFさんで間違いないでしょう。
LeaFさんの作風はかなり広く、音楽ゲーム向けのハードコア・ドラムンベースから絵描き歌・イルーム音楽などの変態ジャンル、高速BPMから低速BPM、さらにはそれらを一曲の中にクロスオーバーさせたもの、深いところまで行くとBMSRPGというもはや曲ですらない物まで作ってきました。そのスタイルはもう誰にも予想できないところまで到達しています。
氏は「第9回自称無名BMS作家が物申す!」に登録したBMS「I」を期にこの作風を確立させ、以後BOF2013個人スコア部門にて「Doppelganger」が4/435位、G2R2014個人スコア部門にて「Poison AND÷OR Affection」が9/281位と上位をキープし続け、そしてBOFU2016にてついに個人スコア部門優勝を果たしました。そのときのBMS「Aleph-0」は様々なギミックが盛り込まれ、プレイヤーたちを驚愕させました。
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また、去年のBOFU2017では、問題作「もぺもぺ」を披露、プレイヤーを再び驚愕させました(恐怖的な意味で)。そのときの成績は個人スコア部門3/483位、個人中央値部門421/483位という、まさしく賛否両論の成績を叩き出しました。それはもうひどいもので、0点インプレをする人が多数現れたほどです。今大会から最低点が100になったのもこの作品から起きた問題を懸念したうえでの判断でしょう。
【ホラーとか苦手な人は閲覧注意!】
www.youtube.com
今大会では「もぺもぺ」のようなものを公開することはさすがにないとは思いますが、とはいえBOF系列のイベント優勝経験者です。今大会でも予想できないサプライズを用意してくれることでしょう。

BMS制作メンバー②:削除

LeaFさんが現在の鬼才なら、削除さんはBMS界隈中期のころに現れた鬼才です。BMS作家としてのデビューはなんと中学一年生のときという、非常に若い年齢から活動を開始しています。初期の頃は割と前衛的な作風でしたが、ある時期を境に壮大なシンフォニック×クラブミュージックというスタイルを確立させ、以後「Experimentation」アベレージ部門優勝、「わずか1分で楽しめるBMSイベント」優勝、「Wire Puller II」総得点部門優勝(且つ最終得点部門で最下位)などの小中規模BMSイベントで数々のタイトルを獲得していきました。さらにはBOF2011にて一人チーム「3ight」で参加しチーム合計値部門優勝、そしてG2R2014にて「Altale」が個人スコア部門で優勝を果たしました。まさに『若くしてベテラン』、芸能界で言えばえなりかずきのような存在でしょうか。
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G2R2014を期にBMS制作活動を休止してしまいますが、その後は「beatmania IIDX」「maimai」「CHUNITHM」などの音楽ゲームに楽曲を提供したり、個人レーベル「sakuzyo.com」を設立し、ラウンジ、Neuro hop、オリエンタル、楽譜などをテーマに掲げたソロアルバムをリリースするなどして活動の場・作風ともに拡張していきます。
そんな削除さんが今大会参加に伴い、実に4年ぶりにBMS界隈に帰ってきました。当時から氏のBMSをプレイしていた、または数々の音ゲーから氏の曲に惹かれた、氏の多くのファンが待ち望んでいたことでしょう。

BMS制作メンバー③:xi

xiさんはBMS界隈が生んだ音ゲーボス曲クリエイターです。
氏は高速BPM×ピアノ×美しいメロディ×壮大な展開×ハードコアという、まさに音ゲーのボス曲にはうってつけの作風を確立させてきました。
氏のBMSデビュー作にして代表作「FREEDOM DiVE↓」はBMS発狂段位認定第一期から現在までOverjoyコースのトリをつとめるほか、音楽ゲーム「Cytus」「CHUNITHM」「SOUND VOLTEX」に移植収録され、そこでもボス曲として猛威を奮っています。
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また、BMSイベントにおいても猛威を奮う存在となっており、BOF2010個人スコア部門にて「Halcyon」が優勝して以後、BOF系列のイベントにて常に上位に君臨し続けています。
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BOF2010以後は惜しいところまでいくも優勝を取り逃し続けていますが、逆に言えばBOF系列のイベントで誰も成し遂げたことがない『二度優勝』に一番近い存在といっても過言ではないでしょう。

最近は数多くの音楽ゲームに楽曲を提供するなどの多忙状態により、BOFU2016では生き別れの兄のFestaさんが代打で参加するということがありましたが、作風がもろ本人のような気がするけど兄弟ならしょうがないよね!
今大会ではこのドリームチームの一員として参戦!果たして悲願の『二度優勝』を成し遂げることはできるのでしょうか!?

サポートメンバー

サポートメンバーも優勝級のメンバーが揃っています。
「Aleph-0」「Poison AND÷OR Affection」など、これまでに多くのLeaFさんのBMSに携わってきた、まさに相棒的存在のOptieさん。「Lemuria - Festa」「Engine - eFeL」などのスタイリッシュなBGAをつくり、最近では「Auburn Halo - Arctures」のように人体の3DCGを扱うという作風を手に入れた鑓田(alpha complex)さん。「空想都市トーキョー - Nego_tiator」「夢/あるいは在りし日の - Nego_tiator」など、イラストやドットで構成されたアニメーション×CGを用いて幻想的な世界観のBGAを生み出すFizさん、という豪華なメンツで、この優勝級チームの優勝する確率をさらに上昇させることでしょう。

登録BMS一言紹介

①Bad Elixir - xi(mov:鑓田(alpha complex))

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http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=316&event=123
今年もい つ も の 高速ピアノボス曲ですが、さらに歪んだベースやキックが加わることによりダークな世界観を表すというこれまでにないxiさんを目の当たりにできます。

②Destr0yer - 削除 feat. Nikki Simmons (movie : yoshimo & Radiosity)

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http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=353&event=123
BGA名物「ビーム」を、今年はなんと削除さん自身が放ちます………!

③MARENOL - LeaF (movie : Optie & Fiz)
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http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=370&event=123
※今作もそういうのが苦手な人閲覧注意です