G2R2018 注目チーム紹介 (12) [WYSWIS]

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チーム概要

チーム名:WYSWIS
代表:140/fth
BMS制作メンバー:ルゼ、Lul、Cranky + hi-low
サポート:
BGABGI】140/fth、rate-dat、A-ZERO project
http://manbow.nothing.sh/event/page/g2r2018/teamlist18/kprof.cgi?idx=51

(おそらく)史上初!BGAを先に作り、それにあわせて曲・BMSを後からつくるという試みに挑戦するチームです。チームページのコメントにも述べられているとおり、あまり前例がない試みとなりますが、果たして吉と出るか凶と出るか!?
(メンバー紹介をしやすくするために、チーム概要のBMS制作メンバー表記を組み替えています。ご了承ください)

BMS制作メンバー①:ルゼ

前回の記事(番外編①)でちょびっとだけ紹介しましたが、この記事ではより詳細に取り上げていきます。
ルゼさんは縦連打譜面に可能性を見出し、縦連打を極めてきたBMS作家です。縦連打に焦点を当てたBMSイベント「SUIKA CRUSH」にて「WALL BATTLE」で優勝を果たし『縦連打バカキング』の称号を授かって以来、「3.14 (TT mix)」「オバケだあああぁああぁあぁあああ!!!!!」「ULTRA RENDA 1」などの縦連打を強いらせるBMSを世に排出し続けてきました。
また、音楽ゲーム「maimai」に楽曲「HERA」を提供し、BMS以外でも縦連打の脅威をプレイヤーに見せ付けるという実績を達成しました。
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氏は縦連打以外にも、低BPMから始まりラスサビに入ると急激にBPMが高騰する「deskwork」、BPM表記が2000と脅威の速さをほこる「戦歌「オルグラリヤ」」、そして発狂勢にはお馴染み第二期段位認定発狂三段収録の「DTD Emperor」、第三期段位認定発狂overjoy収録の「運命論」など、とにかく様々なパターンで一癖あるBMSを作り続けてきました。

今大会でも狂的なまでに一癖あるBMSを出してくることでしょう。

BMS制作メンバー②:Lul

トランスやボカロを用いた曲制作を得意とするEstさんがLul名義で名乗りをあげてきました。
Estさんはこれまでに多くのBMSイベントタイトルを獲得し続けてきており、古くは「Hyper Remix 3」「BEAT VOCALOIDs」最近では「Hyper Remix 4」にて優勝を果たしており、そのほかのイベントでも上位をキープし続けてきております。(Hyper Remixシリーズで二回連続優勝というのもすごいですよね…!まさに王座防衛成功といったところでしょうか)
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また、氏はこれまでに非常に多くのBMSを作ってきたことでも定評があり、氏の個人HPで公開されている過去のBMSをOneDriveにまとめているページによれば、zipファイルの名称のナンバリングにより最低でも130作品は作られているということになります。まさに大ベテランBMS作家です。
BMSイベント外でも毎年の正月に一つのBMSを公開するなどの活動を見せています。
近年のBOF系列のイベントではチーム「誤字ツーリスト」のメンバーの一人として旅行の思い出をBMSとして表現する活動が主でしたが、今大会で久々に氏の本領発揮を見ることができるでしょう。その旅行によって癒されてきた力はどれほどでしょうか!?

BMS制作メンバー③:Cranky + hi-low

BMS界隈内外・世代問わず「Cranky」という名前を知らない音ゲーマーはもはやいないことでしょう。BMSが生んだレジェンドCrankyさんがBOFに帰ってきました!
CrankyさんはBM98が生まれた当初から活動を続けるBMS作家です。古くは「J219」「Party 4U」から始まり、「F」「JULIAN」などの数多くの名BMSをリリースしてきました。中でも氏の代表曲「conflict(siromaruさんとの合作)」は、BOF2011にて個人スコア・中央値部門両方にてぶっちぎりの優勝。その後も「Tone Sphere」「Cytus」など、計11個の音楽ゲームに収録されています。今では至るところで「ズォールヒ~~↑wwwwヴィヤーンタースwwwwwワース フェスツwwwwwwwルオルwwwwwプローイユクwwwwwww(ry」と歌われていることでしょう(自他問わず)。
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近年では多くの音楽ゲームに楽曲を提供する名コンポーザーとしての活動が中心でしたが、BMSが20周年ということもあり、7年ぶりにBMSイベントに舞い降りてきました。

そんなCrankyさんのサポートをつとめるのはhi-lowさんです。hi-lowさんはphol-mk名義などで自身でもBMS制作を行ってきましたが、注目すべきはそのチート級のサポートスキルでしょう。譜面作成・テストプレイ・wav調整・音切りとそのサポートの幅は広く、これまでにxiさん、Rasさん、Is-mさんなどの名だたるBMS作家たちのBMS制作に関わってきました。縁の下の力持ちとはまさにこのことを指すのでしょう。
BOF系列のイベントでは毎年数多くのBMSのサポートを行ってきたせいか、まわりからは「本当に疲労死するんじゃないかと心配」「hi-lowさんにお世話になった人らでhi-lowさんに奢る」など拝められてきましたが(?)、G2R2018ではルールの性質上、音切り・譜面制作を同時に行うことができる機会は少なくなりそうです。つまり、今大会ではCrankyさんを全力でサポートするということになります。

これまで培ってきたキャリアに万全のサポート、もしかしたらBOF系列史上初の「二冠」が実現されるかもしれません!

サポートメンバー

サポートという名の今回のメインパーソンを務めるBGA作家の方々の紹介です。
チームのリーダーを務め、今回はEstさんとバディを組むのは、古くは「Angelic layer - SHIKI」「妖晶零弐 - tarolabo」などの連番BMP、最近では「Laplace - 削除」「LASTMORN - polycube」などの3DCGソフトを用いたBGAを数多く制作し、ついには世界的アーティスト・DJであるPorter Robinsonのソロプロジェクト「Virtual Self」の楽曲のMVを制作するという、世界レベルにまで辿り着いたBGA作家、140/fthさんです。
Crankyさんとhi-lowさんペアのBGAをつとめるのは、「more - Y-ItoO」「Hetero Eroder - BACO」などのBMSPMSのパッケージ企画「Toy Musical」シリーズに数多くのBGIを制作してきたプロのデザイナー、rate-datさんです。
ルゼさんとバディを組むのは、「DTD Emperor」「Titanomaquia」など、これまでに数多くのルゼさんのBMSにかかわり続けてきた、まさにルゼさんの相棒、A-ZERO projectさんが務めます。

登録BMS一言紹介

①Selenotaxis - 140/fth + Est

youtu.be
http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=231&event=123
これ本当にBGAから先に作られたのか疑ってしまうぐらいの傑作となっています。
EstさんによるBGAの演出にあわせたFXも必見です。

②Rate Cranky Hi-roller - rate-dat + Cranky + hi-low

youtu.be
http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=232&event=123
まさにCrankyさんの原点回帰、CrankyさんによるRAVEがBMS界に帰ってきました。

③Better Graphic Animation - A-ZERO Project + ルゼ

youtu.be
http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=338&event=123
これは…BGAあるある!?