G2R2018 注目チーム紹介 (13) [plugout Ω -phase-0- /SIDE-A]

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チーム概要

チーム名:plugout Ω -phase-0- /SIDE-A
代表:ARMYTOM
BMS制作メンバー:ARMYTOM、yukitani、LU
http://manbow.nothing.sh/event/page/g2r2018/teamlist18/kprof.cgi?idx=163

遡ること2003年から続く、ARMYTOMさん主催の5鍵盤BMSパッケージシリーズ「plugout」。実に約6・7年ぶりの最新作となる予定の「plugout 5」リリースに向け、その前身としてチーム「plugout Ω -phase-0-」がG2R2018に名乗りを上げました。


ARMYTOMさんがTwitterにてチームメンバーを募集したところ、5名のBMS作家が手を上げました。主催のARMYTOMさんはもちろん、その名乗りを上げたメンバーらも、長年BMS界隈を支えてきたベテランBMS作家が勢ぞろいです。まさにBM9820周年にふさわしいメンバーでしょう。

なおこのチームはSIDE-A・SIDE-Sというように2チームに分かれての編成となっているので、このブログでも2つの記事にわけて紹介したいと思います。ということで、SIDE-Sは後日紹介します。

BMS制作メンバー①:ARMYTOM

軍人ことARMYTOMさんはBMS黎明期の頃から活躍するBMS作家です。
「THE SEVEN」を除き、氏は5鍵に強いこだわりを持ち、5鍵譜面を心から愛してきました。その様は一部から「5鍵バカ一代」と呼ばれているほどです。
氏のつくる曲のジャンルは、「OMEGA」シリーズ・「AMARANTH」などのドラムンベース、「GRAB BACK」「BEAKER」などのテクノ、「THE SEVEN」「紺碧の瞳」などのブレイクビーツといったように、主にディープなクラブミュージックが中心です。

過去のBMSイベントにおいては、「ゴケン・リミキシーズ」「club Stubborn THE FINAL」優勝、「戦[sen-goku]國 ~夏の陣~」準優勝など、数多くのタイトルを獲得してきました。
また、序文でも述べたとおり、2003年から5鍵盤BMSパッケージシリーズ「plugout」を始動しており、現状3つのパッケージが制作されています(「plugout ARCADE EDITION」も含めると4つ)。そのほかにもBMSイベント「ゴケンゴキゲン」「B2DUEL」、近年では音ゲートークライブ「CLUB STORIA」の主催など、その高い運営力も持ち合わせています。
物量7鍵譜面がはびこる昨今のBMS界隈でも、その5鍵魂は通用するでしょうか!?

BMS制作メンバー②:yukitani

yukitaniさんは2010年頃から活動している、このチームの中では一番若手の(!?)BMS作家です。
「Amusing Night Party.」「Amusing Colorful Pudding.」などのポップで高速BPMなジャンルを得意とし、同梱されている譜面はプレイのしがいがある難易度となっていることはもちろんのこと、それらのBGA(DKNさん謹製)に出てくる女の子とひよこのマスコットキャラクターがかわいいという定評もあります。

一方、氏はクオリティの高いネタ系のBMSを制作する一面も見られ(というかこっちが本業?)、BOF2010にてゴリラをテーマにしたBMS「Kaiden Aura」が個人スコア部門7/278位、BOF2012にて難易度表GENOCIDEと謎の男DJ YKTNをテーマにしたBMS「Master of GENOCIDE」が個人戦スコア部門20/393位と、謎の安定感を持った成績を残し続けています。また、BOFU2015に登録された特撮系BMS「音弾超人ゴリライザー」の制作に関わっているとも言われていますが、真実は果たして…?

近年では、KAC2017ノスタルジア部門にて準決勝まで勝ちあがったり、beatmania IIDX収録曲「リグレット」のBGAに出てくる車(通称:リグレットカー)を用いて謎のgifを作るなどのBMS外での活動が目立ちますが、今大会で久しぶりにBMSを制作します。しかし、yukitaniさんといえば7鍵譜面のイメージがつよいのですが、果たして氏のつくる5鍵譜面はどのようなものになるのでしょうか?

BMS制作メンバー③:LU

LUさんは数多くのドラムンベースBMSを作ってきたBMS作家です。
制作したことのあるドラムンベースの派生ジャンルはかなり多く、JUMP UP・Atomospheric・Neurofunk・Halfstep・Skullstep・Techstep…と挙げたらキリがありません。
BMSイベントにおいてはストイックな行動を実践することで定評があり、「締め切り数日前に一からBMSをつくり且つ間に合わせる」「イベントに登録された別のBMSをリミックスして、それを同じイベントに登録する」「出る予定は無かったが、他の人が自身の名前をタイトルにしたBMSが登録されたことにより、参加衝動に駆られ急遽参戦」などなど、数々の伝説を生み出してきました。
また、氏はドラムンベースBMSの制作をする集団(宗教法人?)「日本ドラムンベース協会」の教祖を担い、その集団の活動の一環として、ドラムンベース派生ジャンル限定のBMSパッケージ企画「NDK BMS PACK」(現在ではSIDE-A・B・Cと、合計3つのパッケージが存在します)をリリースするなど、自身のBMS制作以外の形でもBMS界隈にドラムンベースBMSの布教活動を行ってきています。
今回参加するチームplugoutにおいては、過去に「plugout3」にてボス担当をしたという実績を持っています。ARMYTOMさんからも絶大な信頼を得ている証拠です。

そのときのBMSがこちら。高密度且つ頻繁に降りかかってくる皿が手強い

去年のBOFU2017では、チーム「日本ドラムンベース協会」の代表をつとめるも、BMSの登録数を2曲に設定してしまい、自分の枠がなくなるといううっかりミスをやらかしてしまいましたが、今年はチームの運営をARMYTOMさんに任せることで、こうしたミスをすることなく、BMS制作に全力を注ぐことができるでしょう。

登録BMS一言紹介

①UNBREAKABLE - yukitani

http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=371&event=123
渋い雰囲気のプログレロックです。高密度ノーツに気をつけましょう。

②zemerim - LU

http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=399&event=123
気色悪い(直球)ベースがたまりません!

ARMYTOMさんのBMSはまだ登録されてません。二次登録を待ちましょう。