BOFXV 注目チーム紹介 (4)[SERENDIPITY]

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チーム概要

チーム名:SERENDIPITY
代表:kanone
BMS制作メンバー:eicateve、kanone、void
サポート:現在不在

BOF2011にてチーム戦スコア部門11/129位・中央値部門8/129位と好成績を刻んだチーム「SERENDIPITY」が、あの頃と変わらないメンバーで BOFXVの場に再集結!
結成当時の時点で優勝級だった彼らは、8年という長い年月をかけて、全員BOFで3位以上経験というところまで上り詰めました。今大会優勝候補の一つと言っても過言ではありません。
(8年前に比べてチームバナーが前衛的になってしまったのはツッコむべきでしょうか)


BMS制作メンバー①:eicateve

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eicateveさんは現在のBMS界隈のアンダーグラウンドシーンの中心的存在といっても過言ではないBMS作家です。その作風は陰鬱でジメジメとしつつ、時には暴力的になりつつも、どこか美的な印象も平衡して感じられるものとなっています。
デビュー当時はエレクトロニカやエクスペリメンタルといった音響系のジャンルを中心に制作していましたが、徐々にハードコアテクノやロック、アートコアなどのジャンルを取り入れていき、自身固有のスタイルを築き上げてきました。
その結果、BOFU2016にて「Luca」が個人戦スコア部門において25/605位、そしてG2R2018にて「R.I.P.」が個人戦スコア部門準優勝という大記録を叩き出しました。
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また、チームリーダーを務めるkanoneさんとは良き関係を持っており、音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」にて合作曲「MG277」が収録される、BMSイベント「GENRE-SHUFFLE 3」にてkanoneさんがDrone Doomという凄まじく前衛的なジャンルを引いた際にも進んでBGA担当をしてあげる、などの友好関係が築かれています。


Twitterで宣言している通り、今年もBPMが速めの曲で挑むようです。


BMS制作メンバー②:kanone

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kanoneさんはBMSにおけるEnergetic Tranceの金字塔です。
氏の名を馳せたのは「Cross Galaxy」、なんとBMS初制作にしてBOF2011個人スコア部門12/372位と強烈なデビューを果たしました。そのとき所属していたチームが「SERENDIPITY」、氏のルーツとなっている重大な存在です。

その後もバレッバレな偽名で「Infinite Galaxy」「Twilight Galaxy」らの通称Galaxyシリーズを続投したり、フライパンでドラムンベースBMSの制作をしたりする中、BOFU2016にて「CO5M1C R4ILR0AD」が3/605位という大記録を叩き出しました(後に同楽曲が音楽ゲーム「チュウニズム」に収録)。
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今回は去年も所属していたチーム「LilAcubens Revival」と掛け持ちで参加することになっていますが、8年前に引き続き前線でチームを引っ張っていくことでしょう。


BMS制作メンバー③:void

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第一回のBOFXV注目チーム紹介記事において、これまでに多くの名トランスBMS作家が生まれていることを先述しました。その中でも、2009〜2014年頃に最前線で活躍していたのが、voidさんです。
voidさんの名が馳せたのが、BOF2008から始動したBOF屈指の名チーム「リア充」シリーズです。voidさんに加え、盟友Junkさん、P*Lightさんからなるこのチームは、出場するごとにチーム名のリア充度が減ったり増えたりしつつ(たぶんリア充(2008)→きっとリア充(2009)→あわよくばリア充(2010)→リア充(2011)→リア充とは何だったのか(2014))、チーム全体の実力は年々確実に増していきました。voidさんはこのチームから「Name of oath」「Altersist」などの名BMSをリリースしてチームに貢献してきました。
一方で、2009〜2011年にJunkさんとdoku(現Ryunosuke Kudo)さんと共に結成した、恋愛シュミレーションゲームのキャラの名を用いたチーム「ラブプラス」でも平衡して「ZENITHALIZE」「Act Beloved」などの名BMSをリリースして、リア充と同じく名を馳せるきっかけとなりました。
これらの名チームに在籍して実力を蓄積し続けた結果、BOF2012にて「Valedict」が個人スコア部門3/393位という大記録を叩き出しました。
2014年以降はSOUND VOLTEX、CROSS×BEATSなどの各種音ゲーへの楽曲提供の機会の増加などの理由でBMSから離れていましたが、2017年末に開催されたBMSイベント「vfpq competition #02」にて電撃復活&優勝を掻っ攫い、G2R2018にてチーム「BMSから逃げるな」で参戦、チーム名の通りBMSから逃げないことを宣言しました。今年も無事にBMSから逃げずにBOFXV参戦できるのか!?
(そのとき同チームだったSHIKIさんとJunkさんは今年BMSを作らないんですかねBMSから逃げても…いいんじゃないかな…
www.youtube.comvoidさんのG2R2018参加作品「Never escape」
ギターにHAKKYOU-KUNことプロのギタリスト咲人氏を起用
CROSS×BEATSに楽曲提供していた頃の人脈をフルで活用していますね!


サポートメンバー

現在サポートメンバーは一人も記述されていませんが、彼らのこれまで培ってきた人脈をフルで活用すればメンバー収集も容易いことでしょう。
とりあえずhi-lowさん辺りがやってきそう