BOFXV 注目チーム紹介 (5)[True Colours]

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チーム概要

チーム名:True Colours
代表:GUANA
BMS制作メンバー:GUANA、Lokan、Sound piercer
サポート:
BGABGI】LuCenT、MEL
【譜面】BKANOTHER、Lapis、0ne、DK

BOFU2016にてチーム戦スコア部門11/175位を獲得したチーム「True Colours」が、メンバーを一新してBOFXVという場に再び降臨しました。
リーダーは前回に引き続きGUANA(旧:GNMD)さんが、そして新たなメンバーにLokanさん・Sound piercerさんという、韓国出身の猛威を奮うBMS作家が勢ぞろいです。
前回のバナーは赤青緑と色鮮やかなデザインでしたが、今回はチームメンバーのアイコンと共に白を基調としたデザインで統一されています。「本当の色とは何か」という哲学的な議題を我々に問いかけているのかもしれません。


BMS制作メンバー①:GUANA

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GUANAさんはFuture系クラブミュージックを中心に制作する韓国出身のBMS作家です。
GUANAという名義を目の当たりにするのが初めての人は多いことでしょう。しかし、旧名義がGNMDであると言われれば「あっ!」と何かピンとくるものがあるのではないでしょうか?
そう、氏はBOFU2016にて同名のチームのリーダーを担い、且つそのチームで「Pusha Plucka!!」を世に排出したことで、色んな意味で話題を掻っさらった張本人です。
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本格的なFuture Houseであったのはもちろんのこと、実写BGAで定評のあるlitmus*さん監修のもと、BGA上におけるGUANAさん本人とそのときのチームメンバー(BKANOTHERさんと…もう一人はわかりませんすみません…)による迫真の演技とダンスが好評につき、個人戦スコア部門47/605位、その後Groundbreaking 2016にて同楽曲が収録されるという実績を獲得しています。

今回は別のチーム「同人時代」と掛け持ちで参加することになっています。しかし、「Pusha Plucka!!」と同じくBOFU2016にて、偽名で合作するコンセプトのチーム「Super Collab Bros」で二作品も同時平衡で制作していた(且つ会場のチームの表示順は上から二番目)経歴があるので、力量が分散するなどの不安材料となることは特にないでしょう。


BMS制作メンバー②:Lokan

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Lokanさんは韓国BMSシーンで近年注目を集める新星です。
BMSにおいて存在が確認されたのは韓国発のBMSイベント「PABAT! 2019 seasons」、そこで登録されたBMS「Wild! West! Showdown!」はBMS処女作にして総合順位2位という、華々しいデビューを飾っています。
www.youtube.comこちらが件の作品「Wild! West! Showdown!」、なんとBGAのモーションも氏自身で制作している。

氏についてもっと調べたところ、韓国の音楽ゲーム「EZ2AC」に楽曲提供をした経歴も残っています。昨年のNeLiMEさんと同じく、既に音ゲーに楽曲提供をしたことがある上でのBMSシーンにも殴りこみ!というパターンです。

チーム内ではBMS制作歴だけで言えばまだまだひよっ子ですが、持ち合わせている実力や実績は負けず劣らず、充分チームに貢献できることでしょう。


BMS制作メンバー③:Sound piercer

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Sound piercerさんは韓国を代表するBMS作家です。
氏の作る楽曲のジャンルはあまりにも広く、トランス・ハウス・ハードコア・ロック・チル・R&B…と挙げたらキリがありません。しかも、一つのジャンルを中心にしてサブで別のジャンルに手を出す、ということはなく、どのジャンルにおいてもBMSイベントにて好成績を出しています。
それを証拠に、韓国発のBMSイベントPABAT!(旧KBP)シリーズにおいて、2011、2012、2013、2015年と、まさかの4回も総合優勝を果たすという圧巻の記録を叩き出しています(2011年のときはRuby.G名義)。且つ、その時の優勝曲は「Candy & Baguette」のようなハードコアであったり、「点、線、面、立体」のようなハウス寄りのジャンルであったりと、見事に各ジャンルにおいてその強さを発揮しています。
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その実力はBOF系列のイベントでも発揮しており、BOFU2015にて「Castorpollux」が個人中央値部門にて3/441位、BOFU2017にて氏が全BMSに関わったチーム「COLORTRONICS 2017」がチーム中央値部門優勝など、主に中央値にて高い成績を出す実績を持っています。
www.youtube.com

BMS作家としての活動は2009年の高校生の頃から始まり、今年でBMS制作10周年となります。自身の活動の節目となるであろう記念すべき年に、一体どのような大作を我々に見せてくるのでしょうか。


サポートメンバー

Lokanさん、Sound piercerさんが自身でBGA制作もできる両刀使いということもあり、BGA制作メンバーはLuCenTさん、イラスト制作メンバーはMELさんのみとなっています(両者とも詳しい情報はあまり得られませんでした…)。
一方で譜面制作メンバーは、韓国出身差分作家でお馴染みBKANOTHERさんを中心に4人という万全の体制で固められています。