Vision - 辛口ジンジャーエール【 #kowai_bms 個別紹介 (1)】
タイトル：Vision
アーティスト：辛口ジンジャーエール
ランク：1D4
公開年：2011
イベント：BOF2011
youtu.be
記念すべき第一回は「Vision - 辛口ジンジャーエール」です。初回にしてそこそこマイナーなのが来たな。
公開されたイベントはBOF2011。アーティスト名は辛口ジンジャーエールと表記されていますが、これはそのBMSが登録されたチーム名をそのまま流用しただけで、実際に作ったのは、BMSはしゅんようさん、BGAはぼるこふさんが作られたと、イベント会場で確認することができます。このお二方について調べてみましたが、これといった詳細情報は出てこずじまい。しゅんようさんに関しては、ご丁寧にりどみにてTwitterなどのURLが載せられていたのですが、いずれもアカウントが残されておらず。アカウント名だけで検索すると、sakさんやBlogathさんなどのBMS界隈の方々と交流はあったそうですが。また、会場にしゅんようさんのHPが登録されていたのですが、残念ながらドメイン切れ。IAにも残っていないようです。
ちなみに、このチーム辛口ジンジャーエールなんですけど、例のJASRAC管轄曲事件を引き起こした張本人が在籍していたチームという事実がありますが、今回紹介するVision自体は問題ないので、この話は豆知識程度に。むしろこっちの話の方が濃いが…？
togetter.com
曲についてですが、これは抵抗なくふつうに聴けるトランスです。（Progressive Tranceかはさておき）
クワイアなども合わさり、神聖な雰囲気を目指していたんでしょうかね。同梱されていたりどみ曰く、Armin van Buurenを目指していたとのこと。
しかし、問題はBGAにあります。例えるならば、80年代の3DCG出来立ての頃によく作られた前衛的映像のようなものをさらに悪趣味にしたもの、とでも言うべきでしょうか。
youtu.be
80年代の3DCG出来立ての頃によく作られた前衛的映像の代表例
開幕は心臓の臓器が蠢き（もうこの時点で謎センスなセレクションですが）、そして謎の実験施設内で不気味の谷現象よろしく妙にリアルな生首が無から生成、その生首の元となっている全裸男（女？）が落下する光景、そして最後は生首の前にそいつのドッペルゲンガーのようなものが出現し、終了―――
ざっとBGAの演出を箇条書きしてみましたが、まるで世界観がわかりません。
この不可解なBGAに対してふつうに聴けるトランスの組み合わせから、ランクは1D4といたしました。
果たして、しゅんようさんはぼるこふさんにどのような依頼をしたのかが気になる次第です。
「なんでもいいからお前のフィーリングに任せる」といった投げやりなものか、はたまた「INORIみたいなものを作りたいからそれに見合った謎BGA作ってくれ」といったバリバリ意識したものなのか。真相は本人らが降臨しない限りは闇の中です。
なお、このBMSには1分以上のwav音源があるのでIRに登録するにはそれを削除しなきゃいけないという。コラーッ！
…
SAN値が下がるBMSリストへの新規提案、お待ちしております。
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